ワインNEWS
全日空商事、2015年ボジョレー・ヌーヴォー前年比16%増
[公開日]
[最終更新日]
ANAグループの中核を担う全日空商事株式会社(東京都港区)は、2016年のワイン販売計画について、前年の53%増という高い目標を掲げていることを発表した。
近年、全日空商事では酒類商品の拡販を図っており、中でもワインの取り扱いは約600種類にものぼる。
特に2015年度は、定番の「ボジョレー・ヌーヴォー」が完売を記録するなど、ワインの売れ行きが好調を見せている。
取り扱いワインの中でも人気のボジョレー・ヌーヴォーは、2015年には合計9種類を販売した。
2013年から機内サービスワインにも選ばれているANA限定オリジナルラベルの「メゾン・ジョゼフ・ドルーアン・ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーヴォー」は、フランスの名門ワイナリー「メゾン・ジョゼフ・ドルーアン」のPB商品として発売し、毎年一番人気を獲得する目玉商品。
1,000円以下のカジュアルな商品が主流とされるボジョレー・ヌーヴォーの市場においては、同商品は3,390円と高価格帯に位置するものだが、2015年は前年比16%増となる約8,900本(金額ベースでは約2,800万円)を販売するなど、想定以上の売り上げを記録した。
販売を伸ばした背景には、ANA国際線ファーストクラス・ビジネスクラスの一部路線で、解禁日である11月第3木曜日に提供したことや、通販での取り扱いにおいて高級感を演出したこと、またメルマガで前年に購入した顧客に向け「ファーストクラスの味わいをご自宅でも」と需要の再起を促したことなど、様々な営業努力もあった。
特に、ボジョレー・ヌーヴォー解禁日の機内提供については、「ANAグループの中でもボジョレー・ヌーヴォーが最後に機内サービスワインに採用されたのは8年以上前とも聞いている」(同社)ということで、物流や運用面での難しさもあったが、結果的に販売に大きく貢献したようだ。
2016年は、引き続き「メゾン・ジョゼフ・ドルーアン」など独自性のあるワインを主力とし、5,000円前後に値付けしたワンランク上の商品を発売するブランド戦略も検討しているという。
4月上旬には、スペインのカタルーニャ地方で造られる厳選された葡萄のみで仕上げたスパークリングワイン「HIKOUKI CAVA」を発売する予定。
ANAオリジナル商品として、青空と飛行機をイメージした特別デザインのカバーでボトルを包む仕立てで、ファンへの訴求を図る。
2016/03/10 通販新聞より引用。
記事内の商品またはサービスに関する価格や消費税表記は記事公開当時のものです。
現在の価格と異なる、もしくは取り扱いが終了している可能性がありますのでご注意ください。
2015年のボジョレーは稀に見る当たり年だったということも、影響したのかもしれません。
また、これから発売の「HIKOUKI CAVA」、こちらはもうANAショッピングサイトで確認できます。
もう予約もできるようです。
■<ANAオリジナル>HIKOUKI CAVA(飛行機カヴァ)
https://www.astyle.jp/disp/CSfGoodsPage_001.jsp?GOODS_NO=302754&link=newdel_top_01&SACRL3=1457919445998
とても可愛らしいボトルデザインで、ワイン愛好者だけでなく飛行機ファンの方に向けてもかなり訴求できそうだなあと思いました。
ちょっと1本欲しくなる感じですw