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電車待ちの間にワインタイム!JR石和温泉駅でワイン自販機
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山梨県のJR石和温泉駅に、全国初となるワインの自動販売機が登場した。
2016年2月にリニューアルオープンした同駅の観光案内所に、JAふえふき直営のニュー山梨ワイン醸造(株)など、笛吹市内のワイナリー12社からなる「笛吹市ワイン会」が設置。
新潟県などで設置が進む日本酒の自動販売機にヒントを得た。
ワイン試飲機はイタリア製で、リゾートホテルなどに設置されているものと同じタイプとのこと。
試飲機には市内のワイナリー10社の16本がセットされており、ワインを選んで指定の金額を投入してボタンを押すと、自販機からグラスに注がれる仕組みだ。
量は35~80mlと選ぶことができ、200~800円で飲むことができる。
ワイングラスは観光案内所で事前に受け取り、試飲後はそのままもらうこともできるようだ。
主に女性に好評で、笛吹市ワイン会では子ども向けにも、市内で収穫、加工した桃や葡萄のジュースの販売を計画している。
自販機を利用した都内の女性は「電車の待ち時間に、ワインが楽しめるなんてうれしい」とグラスを傾けた。
倉嶋清次市長は「ワインが飲みたくなったら石和温泉へ、という流れを作りたい」と新たな観光の切り口としての狙いを語った。
また、笛吹市ワイン会の向山洋仁会長(矢作洋酒社長)も「市内には小規模のワイナリーが多いが、それぞれ個性的だ。将来は『ワインバス』で回遊できるようにしたい」と、各社が造るワインを多くの人に気軽に飲んでもらいたいという希望を語った。
2016/02/13 産経ニュース、
2016/03/16 日本農業新聞より引用。
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というか、海外では既にあったのか……。
自販機というから、ワンカップみたいな形での販売かと思ったんですが、まさかのセルフサービスでグラスに注いで飲む形式にはちょっと驚きました。そのアイデアはなかった!
写真で見ると、ワインの壜がガラスのボックスの中に並んでいて、その手前に注ぎ口が突き出ている形状です。
注ぎ口にグラスをあててボタンを押すと、所定量のワインが注がれるという仕組みのようです。
それにしても16本って何気にかなりの充実度ですよね。
ついつい全部制覇してみたくなって、気付いたら電車に乗り損ねていた……なんてことにならないように、節度を持って楽しんでいただきたいですねw
(私は多分真っ先に乗り損ねるタイプ)