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いつもありがとう……笛吹市でコルク供養
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2016年3月21日、日本一のワインの産地・山梨県の甲斐の国第一宮の浅間神社にて、ワインのコルクを供養する神事が行われた。
ワインコルク感謝祭(コルク供養)は、ワインの品質を保ってくれるコルクに日ごろの感謝の気持ちを表すため、「笛吹市ワイン会」が年に一度開催している。
第15回を迎えたこの神事は、日本で唯一の祭りとして、近年度々報道でも取り上げられてきた。
当日は、各ワイナリーが持ち寄った使用済みコルクをはじめ、取引先の酒店、飲食店、市役所、市商工会などに設置していた「コルク預かり箱」から集められた約5千個が境内でお焚き上げされた。
参列した関係者は、コルクの灰を持ち帰り、葡萄畑にまいて豊作とワイン造りの成功を祈るという。
2016/03/22 YOMIURI ONLINEより引用。
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日本人ゆえの思考回路なのでしょうか。供養欲求。
先日取り上げたニュース「電車待ちの間にワインタイム!JR石和温泉駅でワイン自販機」でも登場した笛吹市ワイン会が主催ということです。
なお、昨年は一般参加者を募って行った模様。ちょっと楽しそうですよね。
ちなみに3月21日という日付の由来は、笛吹市ワイン会によると『3月21日はカウントダウンでいよいよ農作業に励むスタートの時期で、「ワインは身(3)に(2)いー(1)(良い)」と、「コルクで味(3)に(2)いー(1)(良い)」を掛けております。』とのことです。
3・2・1とカウントダウンする数字になっていることと、語呂合わせとして選んだ日付のようです……。
ちなみに、コルクに関しては、「日本コルクリサイクル協会」という団体が、使用コルクの回収を受け付けている模様です。気になる方はチェック!
(回収の依頼はまずホームページからお問い合わせする必要があるそうです)