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長野のワイナリー、自社農園を相次ぎ拡大
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長野県のワイン名産地である塩尻市を本拠地とするワイナリーが、自社の葡萄農園を相次ぎ拡大する動きが強まっている。
「アルプスワイン」ブランドで有名なアルプスは、2016年に市内4ヶ所で自社農園を合計7ヘクタール増やす計画だ。
アルプスの矢ケ崎社長は「塩尻市に隣接する松本市の農地取得も視野に入れる」と語り、2017年にはさらに10ヘクタールの増加を検討し、実現すれば47ヘクタールを所有する形となる。
将来的には、100ヘクタールを目指す計画だ。
井筒ワインも、2015年から2016年にかけて市内の農地を借上・取得することにより、2014年時点は12ヘクタールだった自社農園を15ヘクタールに増加。
塚原社長は「2~3年以内に20ヘクタールまで増やしたい」と語った。
「五一わいん」ブランドの林農園も、2014年~2015年に自社農園の隣接地3ヘクタールを借り、15ヘクタールまで農園を大幅拡大した。
こうした各ワイナリーの動きは、国産ワインの需要が増える中で、契約先の葡萄農家からの仕入れが不足しているという現状によるもの。
塩尻市は長野県のワイン生産量の8割を占める主力産地。
赤ワインではメルロー、白ワインではシャルドネなど、欧州系品種を原料とするワインを中心に評価が高く、引き合いも強い。
2016/04/15 日経産業新聞より引用。
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長野ワインも人気が高いですが、やはり供給が追いつかなくなっているようですね……。
個人的な体験の話ですが、昔、長野県は松本に旅行に行った際に、長野のナイアガラ種で造られたワインをいただいて大変感動した記憶がありまして、なんとなく「長野ワイン=ナイアガラ」というイメージを持ってしまっています……。
このイメージを払拭するためにも、長野産のいろいろなワインをもっと飲んでみる必要がありますね~。
というわけで、長野ワインをどんどん飲んでいきたいと思います。