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「A.S.I.世界最優秀ソムリエコンクール」にて日本人がセミファイナリストに
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2016年4月16日~19日に開催された「第15回A.S.I.世界最優秀ソムリエコンクール」アルゼンチン大会が、アルゼンチン メンドーサにて開催されました。
今回のアルゼンチン大会には、国際ソムリエ協会加盟の計57国から60名が出場。
日本からは、石田 博氏(Souplesse勤務)がアジア・オセアニア代表として、また日本国内の選考会にて選出された森 覚氏(コンラッド東京勤務)が日本代表として出場し、二名とも見事準決勝へと進出しました。
石田 博氏は2015年11月に中国で行われた「第3回A.S.I.アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール」にて優勝した実力者。
森 覚氏もまた、2009年の「第1回アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクール」など、数々の権威あるワインコンクールで優勝しており、日本のワイン界をリードする存在です。
現地時間の4月17日に開催された準決勝戦は、15名が出場。
石田 博氏と森 覚氏は惜しくも決勝進出はならなかったものの、厳正なる審査のもと、セミファイナリストに選ばれるという素晴らしい結果を残しました。
左:モエ・エ・シャンドン醸造最高責任者ブノワ・ゴエズよりシルバートロフィーを受けとる優勝者ジョン・アルヴィッド・ローゼングレン氏
右:決勝進出の3名(左からダヴィッド・ビロー氏、ジョン・アルヴィッド・ローゼングレン氏、ジュリー・デュプイ氏)
その後、現地時間の4月19日に行われた決勝戦では、サービスの実技試験や、モエ・エ・シャンドン ロゼ アンペリアルのマグナムを15脚のグラスに均等にサーブできるかを競う試験などが行われました。
世界最優秀ソムリエの栄冠に輝いたのは、スウェーデン代表のJon Arvid Rosengren(ジョン・アルヴィッド・ローゼングレン)氏。
国際ソムリエ協会会長を務める田崎真也氏による優勝者発表後、モエ・エ・シャンドン醸造最高責任者ブノワ・ゴエズより歴代優勝者の名が刻まれたモエ・エ・シャンドン シルバートロフィーが手渡されると、会場内は祝福の声に包まれました。
A.S.I.世界最優秀ソムリエコンクールとは
「A.S.I.世界最優秀ソムリエコンクール」は、国際ソムリエ協会(A.S.I.)主催のもと世界一のソムリエを決める唯一の大会として1969年に始まった由緒あるコンクール。
1995年に東京で開催された第8回大会にて、田崎 真也氏が日本人として初めて優勝を飾り、それまで日本では一般にあまり知られていなかった「ソムリエ」という職業が広く知られるきっかけとなりました。
幅広い知識が問われる筆記試験と、ブラインド・テイスティングやデキャンティング、シャンパンのサービスなどの実技試験が行われ、ワインを取り扱うプロとしての知識と技を競います。
第6回大会が開催された1989年より、モエ・エ・シャンドンが国際ソムリエ協会と世界最優秀ソムリエコンクールのオフィシャルパートナーとしてサポート。
以来、優勝者には、歴代優勝者の名が刻まれたモエ・エ・シャンドンのマチュザレム(6L)のボトルの形をしたシルバートロフィーが贈られています。
ファイナリスト3名
Julie Dupouy (ジュリー・デュプイ)/アイルランド代表
David Biraud (ダヴィッド・ビロー)/フランス代表。 2010年 世界最優秀ソムリエコンクールのファイナリスト
Jon Arvid Rosengren (ジョン・アルヴィッド・ローゼングレン)
/スウェーデン代表。 2013年 ヨーロッパ最優秀ソムリエコンクールの優勝者
セミファイナリスト15名
Gareith Ferreira (南アフリカ), Paz Levinson (アルゼンチン), Elyse Lambert (カナダ), Christian Jacobsen (デンマーク), Heidi Mäkinen (フィンランド), David Biraud (フランス), Julie Dupouy (アイルランド), Hiroshi Ishida (日本), Satoru Mori (日本), Raimonds Tomsons (ラトビア), Henrik Dahl Jahnsen (ノルウェー), Piotr Pietras (ポーランド), Rassadkin Aleksander (ロシア), Jon Arvid Rosengren (スウェーデン), Robert Andersson (スウェーデン)
石田 博 (いしだ ひろし)氏
合同会社 Souplesse 代表/日本ソムリエ協会 副会長
1969年生まれ。数々の国内ソムリエコンクールを優勝。
2000年には、世界最優秀ソムリエコンクール第3位。
2011年 厚生労働省 現代の名工、2014年11月 内閣府 黄綬褒章受章。
同年、全日本最優秀ソムリエコンクール優勝。
2015年アジア・オセアニア 最優秀ソムリエコンクール優勝。
著書:『テイスティングは脳でする』(日本ソムリエ協会出版。共著)、『10種のぶどうでわかるワイン』(日経出版)
森 覚 (もり さとる)氏
コンラッド東京 勤務/日本ソムリエ協会 常務理事 技術研究部部長
1977年生まれ。コンラッド東京にて全てのワイン関連のオペレーションを統括しているヘッドソムリエ。
2008年の第5回全日本最優秀ソムリエコンクール、2009年の第1回アジア・オセアニア最優秀ソムリエコンクールなど、数々の権威あるワインコンクールで優勝を獲得している。
2010年、2013年の世界最優秀ソムリエコンクールには日本/アジア・オセアニア代表として出場し、2015年には平成27年度東京都優秀技能者として「東京マイスター知事賞」を同年最年少で受賞するなど、日本のワイン界を常にリードする活躍でその名を馳せている。
2016/04/27 モエ・エ・シャンドン プレスリリースより引用。
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