知ってる?ワイン話
~『神の雫』でワインを学ぶ~ 第16回「シャトー・ピュイゲロー」
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高級ワイン「ル・パン」の親戚!?「シャトー・ピュイゲロー」
こんにちは、葡萄院冷庫です。
今回は、『神の雫』第7巻より、シャトー・ピュイゲロー(シャトー・ピュイグロー)について学びたいと思います。
あらすじ
藤枝が経営するワインバーは雑誌の取材を受けてから、ワイン初心者も多く来店する店になります。金額を間違えて「ル・パン」を注文しようとしたワイン初心者の客に、藤原はル・パンの親戚のようなものと「シャトー・ピュイゲロー」を勧めます。そして閉店前、藤枝の昔の恋人が店を訪れ、藤枝と思い出を語り合いながらピュイゲローで乾杯します。
「シャトー・ピュイゲロー(シャトー・ピュイグロー)」はなぜ「ル・パン」の親戚と言われているの?
シャトー・ピュイゲローと言えば、ボルドーワインに精通している人ならば必ず知っていると言っても過言ではない逸品です。なぜ、「ル・パンの親戚」と言われているかというと、シャトー・ピュイゲローは、シャトー・ル・パンのオーナーであるボルドーの名門ティエンポン・ファミリーが所有するシャトーなんです。だから親戚、なんですね。
ちなみに、ピュイゲローは2000~3000円台で購入できますが、ル・パンは1本数万円以上はします。(これはちょっと手が出せませんね……)
「シャトー・ピュイゲロー(シャトー・ピュイグロー)」の味わいは?
シャトー・ピュイゲロー(2000年)は、ワイン専門誌『ワイン王国』『超特選ベスト・バイ・ワイン』にて最高の5つ星を獲得!『神の雫』に登場したのは、2001年もののシャトー・ピュイゲローですが、シャトー・ピュイゲローは毎年安定した味わいで、どのヴィンテージも高評価のようです。
熟成感があり、ブルーベリーやブラックベリーなどの果実の香りがします。落ち着いた酸味とタンニンのバランスの良い味わいで、コストパフォーマンスに非常に優れたワインとして定評があります。
値段がそれほど高くないので、各ヴィンテージを飲み比べても楽しそうですね!
オススメです!
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