ワインNEWS
大阪もんや関西ワインの魅力を発信!「関西ワイナリー協会」設立
[公開日]
[最終更新日]
2016年6月1日、ワイナリーを運営する近畿5府県13社による「関西ワイナリー協会」が同月25日付で設立されることが発表された。
協会会員となるのは、大阪府7社、兵庫県2社、滋賀県2社、京都府1社、和歌山県1社。
カタシモワインフード株式会社代表取締役 高井利洋氏が会長に就任し、関西ワインの知名度と評価を内外に高めるべく、その魅力を食文化とともに発信していく狙いだ。
大阪は全国7位の葡萄産地であり、100年以上の歴史のあるワイナリーも存在している伝統あるワイン生産地。
昭和初期には葡萄の栽培面積が日本一だった時期もあったが、宅地化が進んだ現在は激減している。
近年は、日本ワインの需要増を受けて大阪ワイナリー各社も葡萄畑拡大に乗り出しているが、環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に伴う輸入ワインの値下がりや葡萄農家の減少などの課題も多く、協会の設立に至った。
今後はワイナリー同士での技術協力や、葡萄農家育成などを通じ、関西ワインのブランド力向上を目指す。
関西には、繁華街である心斎橋近くで都市型ワイナリーを営む島之内フジマル醸造所など、個性的なワイナリーも多い。
同協会会長の高井利洋氏は「他の産地に太刀打ちしようと思ったら一致団結が必要」と、大阪府が掲げる「大阪産(もん)」を含む関西のワインと食文化の魅力を一丸となってPRしていく構えを語った。
2016/06/01 環境農林水産部 流通対策室 大阪産ブランド推進グループ プレスリリース
2016/06/21 毎日新聞より引用。
[関連記事]
関西ワイナリー各社、葡萄生産の増加へ
『第2回 日本ワインMATSURI at 豊洲公園』行ってきました
記事内の商品またはサービスに関する価格や消費税表記は記事公開当時のものです。
現在の価格と異なる、もしくは取り扱いが終了している可能性がありますのでご注意ください。
大阪ワイナリー協会という協会も既に活動していますが、今回は関西に規模を拡大しての協力体制ということで、今後の動きが楽しみですね。
大阪は近年も葡萄畑拡大など、ワイン生産が活性化している印象。
日本ワイン祭でも、美味しいワインがたくさんあることを改めて実感したので、新商品の開発や販路拡大などに期待大です!