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シャトー・メルシャン、リュブリアーナ国際ワインコンクールにて日本過去最多金賞受賞
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撮影: John Bevan(http://freeimages.com)
メルシャン株式会社が「第58回 リュブリアーナ国際ワインコンクール」にて、3年連続で金賞を受賞した。
「シャトー・メルシャン 北信シャルドネ 2014」を含む4本のワインが金賞に選ばれ、日本ワイナリーとしてはこれまでで最多の快挙となる。
O.I.V.(国際ブドウ・ワイン機構)の後援で1955年にスタートして以来続く同コンクールは、国際ワインジャーナリスト協会による世界コンクールの評価で第2位にランキングされた、権威ある国際ワインコンクール。
スロベニア共和国の首都リュブリアーナ市で毎年開催されており、2016年は6月17日~19日の3日間で開催された。
受賞したワインは、以下のとおり。
【シャトー・メルシャン 北信シャルドネ 2014】
長野県北部千曲川流域の北信地区(須坂市、高山村、長野市)に所在する、垣根仕立ての畑のシャルドネ種を醸造・育成した、シャトー・メルシャン最高峰の白ワイン。
区画ごとに発酵を行い、各地区の特徴がバランスよくブレンドされている。
砂礫質の右岸からは深みと力強さ、粘土質の左岸からはトロピカルな華やかさが与えられた、バランスの良い複雑な味わいが特長。
G7伊勢志摩サミット2016中のワーキング・ランチ等にて提供された。
【シャトー・メルシャン 北信シャルドネ ミッドナイトハーベスト 2014】
夜間に収穫した北信地区右岸のシャルドネ種の果実を使用。
力強く深みのある味わいに、フレッシュで華やかさ、またミネラル感を持った複雑な味わいが特長。
シャトー・メルシャン・ワイナリー限定販売品。
【シャトー・メルシャン 北信シャルドネ 無濾過 2012】
北信シャルドネを無濾過でびん詰めし、シャトー・メルシャンの地下セラーで3年間瓶内熟成させたワイン。
厚みがあり、華やかな熟成感のある味わいが特長。
シャトー・メルシャン・ワイナリー限定販売品。
【シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤード メルロー 2013】
「椀子(マリコ)ヴィンヤード」で育まれたメルロー種の果実を使用。
ドライフルーツを思わせる香りと果実の凝縮感を併せ持った、ボディバランスに優れたワイン。
2016年秋に発売予定。
[写真提供・協力] キリン株式会社
2017/06/28 キリン株式会社プレスリリースより引用。
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シャトー・メルシャン・北信シャルドネ・2014
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日本のワインが世界に認知されつつあるようで、嬉しいニュースですね♪
ちなみにスロベニア共和国は、世界のワイン消費ランキング4位のワイン大国。
そんな国で開催される権威あるワインコンクールでの金賞とは、本当にすごいことだなあと思う次第ですが、実はリュブリアーナ国際ワインコンクールには日本人も審査員としてサッポロワインやメルシャンの方が参加したことがあるそうで、正直びっくりしてしまいました。
ワイン後進国と言われつつも頑張ってるんですね、日本……。