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モエ・エ・シャンドンの新エグゼクティブ・シェフが決定
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モエ・エ・シャンドンが2016年春に開催した、新エグゼクティブ・シェフを募集するグローバル コンペティション”Moët & Chandon Wants You!”。
2016年9月23日、同コンペティションに優勝したシェフが発表された。
新エグゼクティブ・シェフに就任したのは、イタリア人のマルコ・ファディガ氏。
ファディガ氏は、ヨーロッパ各国で20年以上にわたるキャリアを持ち、パリのミッシェル・ロスタンやルドワイヤンなど数々のミシュラン星獲得のレストランに勤務するなど、輝かしい経歴と技術の持ち主。
2003~2014年には、イタリアのボローニャにあるマルコ・ファディガ・ビストロでオーナーシェフを務めていた。
エグゼクティブ・シェフは、モエ・エ・シャンドンが世界中のVIPをもてなす迎賓館、トリアノンやサラン城の総料理長としての役割にはじまり、ブランドアンバサダーとしての役割をも担うことになる。
醸造最高責任者のブノワ・ゴエズ氏と共に、モエ・エ・シャンドンの持つ伝統的なホスピタリティと卓越した精神を伝えるという重要なポジションだ。
新エグゼクティブ・シェフ就任にあたり、ファディガ氏は、
「モエ・エ・シャンドンのような歴史あるメゾンのコンペティションに挑戦できたことは大変光栄であり、素晴らしい経験となりました。
イタリア人としての創造性と敬愛するフランスの文化を融合させることが楽しみです。
モエ・エ・シャンドンの伝統を尊重しながら、革新性を追求していきたいと思います」
と喜びを語った。
また、モエ・エ・シャンドンの社長兼CEO、ステファン・バスキエラ氏は、
「新しいエグゼクティブ・シェフに心から歓迎の意を表したい。
ダイナミックで創造性に優れた優秀なシェフを迎えられることを大変嬉しく思っています。
ファディガ氏の大胆かつエレガントな料理のスタイルと、モエ・エ・シャンドンのシャンパンへの情熱が一体となり、メゾンに刺激的な新風を吹き込んでくれるでしょう」
と期待を込めたコメントを語った。
“Moët & Chandon Wants You!”
フランスのエペルネにあるモエ・エ・シャンドンの新エグゼクティブ・シェフを募集するグローバル・コンペティション。
世界中のハイレベルなシェフたちが、栄誉あるファイナリストの座を競う。
2016年春より、応募条件を満たす候補者を募っていた。
夏にはメゾンにて4名のシェフによるセミファイナルが開催され、さらに2名のファイナリストが決勝に挑戦。
2016年7月、マルコ・ファディガ氏が新エグゼクティブ・シェフに決定した。
ファイナリストの選抜と最終判定を担当した審査員は以下のとおり。
ブノワ・ゴエズ (醸造最高責任者)
ヤニック・アレノ (特別ゲスト審査員。ミシュランで星を3度獲得したシェフ。モエ・エ・シャンドンのパートナー)
ベルナール・ダンス (前エグゼクティブ・シェフ)、パスカル・タンゴ (エグゼクティブ・シェフ)
ベルトラン・シュタイプ (インターナショナル・マーケティング・ディレクター)
クリスティアーノ・タラッシ (インターナショナル・マーケティング・ディレクター)
ユカ・ガンサー (ヘリテージ/ホスピタリティ・ディレクター)
マルコ・ファディガ氏 モエ・エ・シャンドン/エグゼクティブ・シェフ
イタリア人シェフとして、ヨーロッパ各国で20年以上にわたるキャリアを持つ。
過去にはノワール(ボローニャ)のオーナーシェフを務め、音楽、照明、インテリアを統一し、ひとつの世界観を創り出す新しいコンセプトのレストランにも挑戦し、料理にとどまらない高い創造性を示した。
2003~2014年、マルコ・ファディガ・ビストロ(ボローニャ)でオーナーシェフを務め、1999~2003年、ミシュランの1つ星ほか、各種の賞を受賞したラ・ペルニーチェ・エ・ラ・ガッリーナ(ボローニャ)でオーナーシェフを務めた。
2016年7月より、モエ・エ・シャンドン エグゼクティブ・シェフに就任。
2016/09/23 MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社 プレスリリースより引用。
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当時、募集要綱を見て、トリアノンなどお城が勤務先になっているのに思わず眼玉が飛び出た駄目代です。
冷庫ちゃんが先日参加してきた「Escape to Bordeaux」でも、お料理とワインとのマリアージュの大切さを改めて知ることができたとおり、ワインを味わう上でお料理の役割はとても重要だと思います。
しかしこのレベルのワインとお料理となると、私などはあまりの美味しさに溶けてしまうんじゃないかと思えます。
理性を保てる自身がない。
「血界戦線」のモルツォグァッツァみたいなことになるんじゃないかと。
どうしましょう。
(杞憂)