知ってる?ワイン話
~『神の雫』でワインを学ぶ~ 第27回「ドメーヌ・ギーヤール・ジュヴレイ・シャンベルタンV.V. 」
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[最終更新日]
今回は『神の雫』第10巻に登場する、「ドメーヌ・ギーヤール・ジュヴレイ・シャンベルタンV.V.」
について学びたいと思います!
「ドメーヌ・ギーヤール・ジュヴレイ・シャンベルタンV.V.」と言えば、
『神の雫』第10巻に登場する、映画女優・松下七海にとっての特別なワインでしたね。
詳しくは『神の雫』をご覧ください♪
「ドメーヌ・ギーヤール・ジュヴレイ・シャンベルタンV.V.」はフランス・ブルゴーニュのワインです。
ここで、ブルゴーニュワインの特徴を復習してみましょう!
ブルゴーニュワインの特徴をおさらい
ブルゴーニュワインは基本的に、赤はピノ・ノワール、白はシャルドネだけを使用して造られます。
1種類の葡萄しか使わないので、生産者やテロワールの個性がワインにそのまま表れます。
同じ種類の葡萄を使っているのに、生産者やテロワールによって味わいが全く違うものになるのは、
ワインの面白いところの一つですよね!
ブルゴーニュワインの味わいは、
タンニン由来の渋味が少なく、すっきりした酸味があり、飲み疲れない味わいです。
気になる「ドメーヌ・ギーヤール・ジュヴレイ・シャンベルタンV.V.」の味わいは…
『神の雫』の中では、
「オレンジの甘酸っぱさと爽やかなラズベリーの香り
マスクメロンと苺を使ったフルーツカクテルと紅茶」
「高原の小さな丸太小屋で迎える朝
隣に大好きな人がいて オレンジやラズベリー
紅茶の香りが漂ってくる」
「そう ひと言で言うなら 過ぎ去りし青春」
出典:『神の雫』第10巻
などと表現されています。
どんなに良い香りなのか、飲んでみたくなりますよね!
「ドメーヌ・ギーヤール・ジュヴレイ・シャンベルタンV.V.」には、
ラズベリー、カシス、トリュフ、紅茶、腐葉土、なめし皮などの香りがあります。
実際に飲んでみると、オレンジの香りというよりも、木やトリュフの森の香りのほうを強く感じるかもしれません。
ほのかに甘みがあり、軽すぎず、果実の濃縮感を楽しめます。
ブルゴーニュワインらしいすっきりとした酸味は、たしかに、
「高原の小さな丸太小屋で迎える朝」のイメージに近いかもしれませんね。
ドメーヌ・ギーヤールとは
ドメーヌ・ギーヤールは、ジュヴレ・シャンベルタンに5ha弱の畑を所有しているドメーヌです。
1952年にドメーヌを立ち上げ、妹とともにドメーヌを運営。
50歳を過ぎ『ワイン造りに専念しすぎて結婚するのを忘れた』と話します。
ワイン王国16号『垂涎のブルゴーニュワイン特集』で
ブルゴーニュワイン評論家の重鎮、ジャッキー・リゴー氏が選ぶベスト50本に選ばれるなど、
国内外で注目を集める小さいながらも実力のあるドメーヌです。
コストパフォーマンスの高いドメーヌ・ギーヤールのワイン。
是非試してみてはいかがでしょうか。
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