おでかけワイン
2017年の秋冬シーズン向けワインご紹介!メルシャン「Wine Festival 2017」
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こんにちは、葡萄院駄目代です。
まだ7月というのに異様に暑い日々が続いてすでにグロッキー★なワタクシですが、心だけは一足先に秋冬へ……ということで、ワインシーズンに向けたメルシャン様のワイン商談会「Wine Festival 2017」を見学して参りました!
会場は、東京駅近くのホテル「シャングリ・ラ ホテル東京」。
オシャレです。豪奢です。ハイソです。
駄目代がつまみ出されなかったのが奇跡。
2017年の秋冬ワインシーズンをイメージしたディスプレイが素敵!
イベントの「ワクワクする大人パーティ」というキャッチコピーに沿って、パーティとハロウィンがテーマとのことです。
ちなみに、「どうぞソファに座って撮影してください」とおっしゃっていただけましたが、こんな素敵なシーンに駄目代が映り込んだら確実に「貴族のパーティに忍び込んだコソ泥が発見されて焦っている場面」になると思い辞退致しました。雪降る街中につまみ出される未来しか見えない。夏なのに。
会場内で紹介されていたワイン類は180種以上。
主なセパージュ(葡萄品種)ごとに分類して紹介されており、会場内を一周するだけでもワインの勉強になります。
ぶっちゃけた話、ワインに使われる葡萄の品種名を聞いてもイマイチよくわからないなー……という方も多いのではないかと思います。
ワインの関連用語ってまず名前からして聞きなれないものが多くて、「ピノ・グリージョって地名だっけ?」とか「マルベックってワインのブランド名かな」とか、混乱しやすいですよね。
駄目代もいまだに混乱してますけど。
ついこないだまでテンプラニーリョをテンプラリーニョって言い張ってたし。スパニッシュ大激怒。
ですが、実際に試飲してみると、なんとなーーーく、うっすらと「カベルネ・ソーヴィニヨンって濃厚な味なんだなー」とか「ソーヴィニヨン・ブランのワインは柑橘系の香りだなー」とか、品種と味が一致してくるようになったりするんですよね。
もちろん、生産者や生産地域、醸造方法などで同じ品種でも全然違う風味に仕上がったりするのがまたワインの難しいところではありますが、好きなワインに出会ったらそのセパージュを覚えてみるのも、自分の好きなワインを探す手がかりのひとつになると思います。
最近は「カッシェロ・デル・ディアブロ カベルネ・ソーヴィニヨン」のように、単一品種で造られたワインも手に入りやすくなってきていますので、いろいろと飲み比べてみるのもオススメです。
ちなみに、「ワインをより多くの方に気軽に楽しんでもらえるように」との想いから開発された「ワールドセレクション」シリーズも、セパージュと産地がわかりやすく明示されていて、飲み比べにはぴったりです。
ワールドセレクション カベルネ・ソーヴィニヨン フロム チリ
現在、「ワールドセレクション カベルネ・ソーヴィニヨン フロム チリ」と「ワールドセレクション シャルドネ フロム オーストラリア」が市販されていて、8月には「ワールドセレクション テンプラニーリョ フロム スペイン」が発売開始予定です。
今回、駄目代も試飲させていただきましたが、どの商品も品種の特長を引き出しつつ親しみやすい味わいに仕上げられていて、ワイン初心者の方にこそオススメしたいワインと思いました。
気に入ったワインの葡萄品種か生産国を軸にして、お気に入りワインを探す足掛かりにしてみてはいかがでしょうか。
シャトー・メルシャンの日本ワイン(国内で栽培・醸造しているワイン)も国際的なワインコンクールで受賞していたりと高品質なものが多いのでオススメですよ!
さらに、会場内にはこんな涼しげな一角も。
女性にも大人気の「ギュギュッと搾ったサングリア」シリーズは、300mlの飲み切りサイズの缶タイプも今年5月から新発売。
サマーシーズンのアウトドアイベントにも超オススメです。
2017年の夏以降に新発売となるワインも紹介されていました。
ボン・ルージュシリーズの「ベリーリッチ」。
3つのベリーで芳醇な味わいに仕上げられていて、天然ポリフェノールが1.5倍(同社製品比)のワイン。
9月5日に発売です。
おいしい酸化防止剤無添加ワインシリーズに加わるのは、カロリー・糖質・アルコール分が従来より抑えられた「オフ日和」というライン。
糖質制限ダイエット中でワインを我慢していらっしゃる方は、たまにはこちらのワインで自分を甘やかしちゃってみてはいかがでしょうか。(悪魔のささやき)
こちらも9月5日発売。
テーブルワインにオススメのビストロシリーズにも「濃い赤」が新登場。
甘みのあるライトボディである従来のビストロ・赤より、さらにしっかりとしたふくよかな飲み口のワインです。
こちらは8月1日に発売です。
[ワインデータベース]
メルシャン・ビストロ・濃い赤
また、「Wine Festival 2017」では、「熟成肉とワインの食マッチ」セミナーも開催されました。
ワインとお料理のマリアージュを体感できる企画です。
美味しそうですね……本当に美味しそうですね……。
そのほか、グラスワインをブラインドテイスティングする企画も。
赤ワインと白ワイン、それぞれ2種類ずつのグラスを飲み比べしてから壁の裏側に回ってみると……
実は同じ銘柄のワイン。
一週間前に抜栓したものと抜栓直後のもので、味わいの劣化を感じたかどうかを自らに問うという、面白いテイスティング企画でした。
駄目代はぶっちゃけ違いがほとんどわかりませんでした。
違うと言われれば違う気もするけど……赤はB(一週間経過したワイン)の方がやや落ち着きがあって好みに感じたかな?白はA(抜栓直後)の方がなんとなくミネラル感が強い気がして好き、くらいの感じでした。
多分これ、もう一度ABをシャッフルして飲み比べたらまた違うこと言うと思います私。
そのくらいの差しか感じられませんでした……。
つまり、この「アルベール・ビショー ブルゴーニュ シャルドネ ヴィエイユ・ヴィーニュ」など、アルベール・ビショー社のワインは、抜栓後に特別な処置をしなくても、味の変化が少ないということで、飲食店でのバイ・ザ・グラス提供や自宅で少しずつ楽しむのに非常にぴったりということですね。
以前「コルクそのままでワインを注げる!「Coravin(コラヴァン)」日本でついに発売開始!」でご紹介したコラヴァンが「私の出番はないのですか?」と寂しそうにこっちを見ている。
なお、ワイン資格の最高峰であるマスター・オブ・ワインホルダーの大橋健一氏が日本でのブランド・コンサルタントを務めているそうです。
(参考:マスター・オブ・ワイン 【調べてみた】ワインの最難関資格「マスター・オブ・ワイン」)
ちなみに一連のパネルで一番印象に残ったセンテンス。
「何より日本人はフランス ブルゴーニュ産ワインに目がないんだ!」
とても気に入ったので、今後積極的に使用していきたいと思います。
また、ビオディナミ農法を実践しているワイナリーDomaine CAZES(ドメーヌ・カズ社)から、取締役のリオネル・ラヴァニユ氏が来場。
一緒に写真を撮ってくださったり、ワインをオススメしてくださったりと、イケメンかつ大変気さくな方でした。
なんなんですかね、GMの肩書を持つ方がこんな絵になるルックスって、天は二物を与えずって言葉には「ただしお前に限る」ってフレーズが続くんだろうなと常々思います。
そんなドメーヌ・カズのビオワイン「エゴ」はとっても力強くてエレガントな、南仏らしい味わいのフルボディ。
このほかにも試飲させていただいた「リヴザルト・グルナ」「ミュスカ・ド・リヴザルト」はビオワインの中でも大変珍しい極甘口のデザートワインです。
とても飲みやすく、またリッチな味わいでした。
「Wine Festival 2017」を見学させていただいて、改めて「ワインの造り手もだけれど、販売に携わる人々も日々工夫と努力を重ねてらっしゃるんだな……」と感じました。
駄目代の友人にも「ワインは難しい、よくわからない」と言う人が多いのですが、産地や製法などが多岐にわたる分、何を飲んだらいいのかがまずわからないというのも大きいように思います。
そういう方々にも「ワインを試してみようかな……」と思ってもらえるよう、手に取りやすくするための切り口を模索しつつ商品開発を行っているということがひしひしと感じられました。
「みんなのワイン」編集部も「難しいと敬遠する方にこそ、ワインを気軽に楽しんでもらえるようにしたい」と考えているので、大変勉強になりました……。
そしてパーティシーズンにぴったりのカヴァ(スペイン産のスパークリングワイン)、スペイン王室御用達の「アナ・デ・コドーニュ」のタワーに感動しつつ、会場をあとにしました。
新発売のワインも含め、2017年の秋冬が楽しみです!
ホームパーティや家飲みでのワイン選びに迷ったら、「ワールドセレクション」シリーズからワイン探しの旅を始めてみてはいかがでしょうか♪
ちなみに、会場でいただいたお土産。
ドメーヌ・カズのブースでもワインのおともに提供されていました。
明治とメルシャンがコラボしていたんですね~知りませんでした……。
「みんなのワイン」スタッフで美味しくいただきました。
確かにワインにぴったりでした!
[情報提供・協力]
キリン株式会社
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