初心者でも3分でわかる!ワイン用語集
ボディ
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[最終更新日]
ワインの味わいの豊かさを表現するテイスティング用語
ワインの味わいのうち、濃厚さや重さ、コクなどを総合的に表現する言葉です。
ボディによる表現は、濃厚でコクがあり豊かさを感じさせる「フルボディ(full-bodied)」、ほどよい濃さの「ミディアムボディ(medium-bodied)」、軽やかで渋みも少ない「ライトボディ(light-bodied)」の3タイプに分かれます。
ワインを口に含んだ時の"感触"や全体的な印象を伝えるもので、非常に感覚的なものであるため、飲み手の主観によるところが大きく、数値的な基準は定められていません。
主に赤ワインに対して使用される表現ですが、白ワインに使用されることもあります。
【初心者でもすぐわかる】グラマラスな"フルボディ"、スリムな"ライトボディ"
ワインの濃厚さやコクなどの味わいを3段階に分類する「ボディ」は、レストランやショップなどでよく使われるキーワードですよね。
濃厚・タンニンが豊富・ボリューム感がある・ふくよかなどの要素を多く持っているワインを「フルボディ」と表現し、逆に「ライトボディ」は軽やか・フレッシュ・タンニンが少ない・スマートといった要素の多いワインになります。
そして、その2つの中間が「ミディアムボディ」。言葉のまますぎる。
というか「full」の対義語って「light」なの?
英語に疎い駄目代にはいまひとつ納得いかない。
そんなん言われてもなかなかわからないよぅ、というワイン初心者は
グラマラスなのがフルボディ
スリムなのがライトボディ
という感じで覚えてみるといいかも?
どっちでもないな……というワインは、きっとそれはミディアムボディ。
「ボディ」は感覚的な指標なので、同じワインでも人によってミディアムボディとフルボディの判定が分かれたりします。
ネットのワインショップをいくつか見てみると、あるショップでは「フルボディ」と紹介されているワインが別のショップでは「ミディアムボディ」と紹介されている、といったことは珍しくありません。
ワイン初心者にとっては混乱することもままあるボディ表記ですが、数値化できない味わいを総合的に表現する言葉なので、「あくまでも目安」と考えた方がいいかもしれません……。
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