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初心者でも3分でわかる!ワイン用語集

シャトー(Château)

[公開日] 2020年06月29日
[最終更新日] 2020年07月13日

葡萄栽培から瓶詰まで一貫して手掛ける主にボルドー地方のワイン生産者

シャトー(Château)イメージ

シャトー(Château)とは、フランス語で「城、田舎の邸宅、かつての諸侯の居所で要塞化されている場所」という意味があります。

ワインの名前やワイン生産者に「シャトー」が入っている場合は、主にフランスのボルドー地方において葡萄畑を所有して葡萄栽培から瓶詰までを一貫して手掛けているワイン生産者やそのワインを指します。

また、ワイン名に「シャトー」が入った生産者名を冠している場合は、その生産者にとって最高品質のワインであることがほとんどです。

【初心者でもすぐわかる】お城(シャトー)みたいな醸造所と広い敷地を持ってるボルドーのワイン生産者

「シャトー(Château)」がフランス語で「城」という意味だと知っていると、「シャトー・マルゴー」などのようにワイン名や生産者名にシャトーが入っているのを見ると、「お城で造ったワインなのかな?」と最初はびっくりするかもしれません。
また、地域などによっては、「ドメーヌ」「エステート」「ヴィンヤード」「ヴァイングート」など、シャトーに該当する部分に様々な名称が入っているのを見て、ワイン初心者は混乱しがち。
今回は、そうした名称のうち、「シャトー」について解説します。

「シャトー」と入っているワイナリーは、主にフランスのボルドー地方の生産者ですが、ボルドー地方では特に広大な敷地を有する生産者が多く、大きな醸造所のたたずまいがまるで城のようであることから、シャトーと呼ばれるようになったというのが由来のようです。
また、古くからのワイン銘醸地であるボルドーでそのような広大な敷地を所有していたのは貴族や富豪などであることが多かったのも理由のひとつかもしれません。
ボルドーワインでも有名な「メドック格付け」最上級に君臨する5つのワイナリーを「五大シャトー」を呼ぶのは、それらがすべて「シャトー」を名乗っていることからです。
省略して「CH.」ともよく表記されています。

ちなみに、畑を所有せず、買い付けた葡萄でワインづくりを行うタイプの生産者は、シャトーとは名乗りません。
葡萄の栽培から瓶詰までを一貫して手掛けるワイナリーのみが、シャトーを冠します。

また、ワイン名にはワイナリーの名前が入っていることもしばしばあり、先の「五大シャトー」においても、有名なワインには「シャトー・ラトゥール」のようにワイナリー名そのままの名称がつけられています。
これもまた、ワインを指しているのか生産者を指しているのか、初心者には混乱しやすいポイントかもしれません。
格式のあるワイナリーには、そのワイナリーのフラッグシップとなるワインにワイナリーの名前を冠するという慣習がよく見られます。
例えば、ワインの「シャトー・オー・ブリオン」は、ワイン生産者シャトー・オー・ブリオンを代表する最高のワインです。
それ以外の、クラスが落ちるワインには、例えば「シャトー・バーン・オー・ブリオン」といった形になり、シャトー・オー・ブリオンという名前は入りません。

生産者名に「シャトー」が入るのはボルドー地方独特の慣習でしたが、現代ではローヌ地方や南フランスのラングドックなどでも「シャトー」を冠したワインも出ていますので、「シャトーとついているからボルドー」とは限らないのが注意ポイントです。



シャトー・ラトゥール 2008


シャトー・ラフィット・ロートシルト 2009


シャトー・マルゴー 2017

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現在の価格と異なる、もしくは取り扱いが終了している可能性がありますのでご注意ください。

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この記事を書いたメンバー

葡萄院駄目代

ワインを飲むと大変なことになるので避けて生きてきたが、最近ワイン下戸を克服中。 たまに「やっぱダメだった」と泣きながらトイレにこもる羽目に陥っている。 好きなワインのタイプ 濃いめ・どっしり系の赤ワイン。 キャンティのような飲みごたえがありつつも重すぎないタイプも好き。 白ならドイツワイン系。 スパークリングワインなら、爽やかな甘味のあるタイプが好き。

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