ワインNEWS
横浜のワインインポーターがシャンパン造りに挑戦!『シャンパーニュ グランクリュ プロジェクト』始動
[公開日]
日本初!ワインインポーターの株式会社フィラディスが最高品質のシャンパン造りに挑戦!
シャンパーニュのグランクリュ、クラマン村にて畑を取得
神奈川県横浜市のワインインポーター、株式会社フィラディスがシャンパーニュ地方の特級畑を取得してのシャンパン造り『シャンパーニュ グランクリュ プロジェクト』を2021年夏からスタートします。
シャンパーニュ地方の特級畑(グランクリュ)を所有し、葡萄栽培からシャンパン生産を行うのは、日本人では初めて。
最上級であるグランクリュの畑は、価格が高いのはもちろん、購入を希望する競争相手も多く、フランスの生産者であっても購入が困難というのが現状です。
さらに、フランスの農地は公的機関である農村土地整備公社SAFER(サフェール)によって守られているため、外国資本による農地の取得は壁が厚く、フィラディス社も畑の取得において長年模索を重ねてきたという背景があったそうです。
そんな中、フィラディス社と正規代理店契約を結んでいるシャンパン生産者の協力が得られたことによって、2021年5月に正式にグランクリュであるクラマン村にて畑の取得が実現しました。
クラマン村では、柔らかく豊かな果実味といきいきとしたミネラルを持ち、大きな広がりとクリーミーな質感が特徴のブラン・ド・ブラン(白ブドウのみで造られるシャンパン)が生産されることで知られています。
繊細で素材の味わいを活かす和食と相性が良く、日本人の味覚に寄り添うシャンパン造りに最適なテロワール。
加えて、取得した畑の葡萄は、1921~1970年に植樹されたという樹齢の高さを誇っており、古木が少ないシャンパーニュ地方では非常に貴重な存在です。
リリースまで最低でも6年を要する長期プロジェクト『シャンパーニュ グランクリュ プロジェクト』
2021年夏は、畑の整備から着手するとのことで、畑づくりには最低でも3年が予定されているそうです。
その後、順調に栽培・収穫まで進むことができた場合であっても、醸造・熟成・輸送期間を含めると、日本での販売には6年以上の年月が必要と予想されています。
日本人による、日本人の味覚に合わせた最高品質のシャンパンへの挑戦である『シャンパーニュ グランクリュ プロジェクト』。
ワインラヴァ―として、また日本人として、その誕生が待ち遠しいシャンパンです。
株式会社フィラディスについて
株式会社フィラディスは、2003年の創業以来、稀少性の高いオールドヴィンテージワインを日本に輸入するとともに、150を超える世界各地の優良ワイナリーの正規代理店として、選び抜かれた価格以上に価値のあるワインを日本に紹介しているワインインポーターです。
2019年にはオリジナルブランドである『Because, ワインシリーズ』を発売し、ブランド拡大を目指しています。
2021/06/29 株式会社フィラディス プレスリリースより引用。
ビコーズ アイム カベルネ・ソーヴィニョン フロム カリフォルニア [ 赤ワイン フルボディ アメリカ 750ml ]
記事内の商品またはサービスに関する価格や消費税表記は記事公開当時のものです。
現在の価格と異なる、もしくは取り扱いが終了している可能性がありますのでご注意ください。