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『ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー 2021』など2021年ボージョレ・ヌーボー14種予約スタート
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ヴィーガン対応ワインを含むラブレ・ロワ社2021年ボージョレ・ヌーボー商品14種が予約開始
『ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー 2021』など、ラブレ・ロワ社の2021年ボージョレ・ヌーボーワイン14種が2021年7月7日から予約を開始しました。
2020年ボージョレ・ヌーボーに続き、今年も4品種5アイテムが”ヴィーガン対応ヌーボー”というラインナップ。
サステナブルな環境づくりに配慮したことをフランス農業省に認められたHVE認証を得ているワインです。
2021年ボージョレ・ヌーボーの中でも、「ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーボー」「マコン・ヴィラージュ・ヌーボー」は、サッポロホールディングス社の女性ワインメーカーである久野靖子(くのやすこ)氏がラブレ・ロワ社のチーフワインメーカーのブリジット・プッツ氏と協働で香味設計を行う注目のヌーボーです。
フランスから原酒を日本に輸入し、オンラインで香味バランスなどディスカッションしながらブレンドを行う新しい試み「オンラインブレンド」によるもので、日本の食卓にぴったりな味わいのボージョレ・ヌーボーが造り上げられています。
そのほか、製造工程で約15%しか取れないプレス果汁だけで造られる凝縮感のある味わいが特長の「リッチ・プレス」や、温度管理を徹底することで醸造中の酸化を防ぐ製法を採用した「酸化防止剤無添加」、定番商品のひとつ、樹齢100年を超える古木(ヴィエイユ・ヴィーニュ)から造られる「100年の葡萄の樹」も2021年も引き続き発売。
さらに、葡萄の古樹から収穫した凝縮味のある果実のみで仕込み、低圧力のろ過で仕上げた飲食店専用商品「ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーボー・ヴィエイユ・ヴィーニュ」も、2021年も発売されます。
2021年のボージョレ・ヌーボー解禁日は11月18日(木)。
解禁日を待ちつつ、今から予約してみてはいかがでしょうか?
『ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー 2021』などは、Amazonでも予約受付中です。
世界初?オンラインブレンドで作られたヌーボー
2021年のコラボレーションヌーボーは、サッポロホールディングス社の女性ワインメーカー 久野靖子氏とラブレ・ロワ社のチーフワインメーカー ブリジット・プッツ氏が、オンラインでの共同作業によって完成しました。
2019年にスタートしたサッポロホールディングス社とラブレ・ロワ社のコラボレーションヌーボーは、日本人の味覚に合うボージョレ・ヌーボーワインとして人気のワインでしたが、2020年はコロナ禍の影響で製造は取りやめになりました。
引き続き渡仏が難しい状況の2021年は、リモートでブレンディングを行う「オンラインブレンド」というアイデアが生まれ、ネットを通じての共同作業によってコラボレーションヌーボーが完成しました。
2021年の作柄は、複雑な気象条件の影響で、ワインの品質を高く保つには厳しい選果を畑で実施し続ける必要があったとのこと。
しかし、その一方で、ここ数年の中では、アルコールや骨格が軽やかに仕上がり、アロマが綺麗に表現されているワインに仕上げられたというのが特長です。
オンラインブレンドにおいては、発酵を終えたばかりの複数種類のワイン原酒をフランスから日本に空輸し、双方で個別にテイスティングを行い、ブレンディングに向けての準備を整えるところから作業が始まりました。
その後、日仏の醸造家が互いに原酒に対するコメントを交わし、品質を確認しつつ原酒の選定を行います。
久野氏から最初のブレンド比率と目指すワインの方向性の提案が行われた後、双方で互いの提案した数値に沿ってブレンドを行い、テイスティングを実施。
それぞれのブレンディングに対するコメントを交換しつつ、修正すべき点から次の比率を検討し、テイスティングを繰り返して最適な比率を見出すことで、コラボレーションヌーボーが完成します。
ワインのテイスティングは、通常は同じサンプルを同じコンディションの中で複数の人間によって行うのが基本であり、サンプルの空輸によって品質管理への不安が生じることや、異なる環境でテイスティングするのは初めての試みであることなど、大変な面もあったというオンラインブレンド。
温度やグラスなどを双方で確認して揃えることで環境のギャップを減らし、また、テイスターが長時間移動せずにすむことでコンディションを整えやすく、日本の湿度や気象条件下でブレンドすることで、より日本人の味覚に添うワインとなったことがメリットだったそうです。
マコン・ヴィラージュ・ヌーボー by ラブレ・ロワ&久野靖子 2021
《ブリジット・プッツ氏コメント》
香り豊かなワインを作りたかった。
香りの主要をなしているのは柑橘類で、若干りんごのニュアンスを感じることができる。
非常に冷涼な気候で、酸度の高い、フレッシュさをもったワインを作ることができた。
これから成長が期待できるワイン。
《久野 靖子氏コメント》
柑橘の香りを全面に出したいと思ってブレンドした。
口の中で、溌剌とした酸味、刺激的ではなく活き活きした酸味。
余韻まで持続する食事にあうワインの特長を目指して実現できました。
おすすめ料理はハム、サラミ、生のお魚を使ったカルパッチョ、牡蠣フライ。
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▼ 「みんなのワイン」もテイスティングしました!
ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーボー by ラブレ・ロワ&久野靖子 2021
《ブリジット・プッツ氏コメント》
果実の色は非常に強く、バイオレッド味をおびた赤色で、ガメイの特長をあらわしたものになっています。
香りは赤い果実ミルティーユ、フランボワーズ、興味深い香りをています。
口に含んだ印象は香り豊かでなめらか、まさしく新種としての特色をあらわした香りに仕上がりました。
《久野 靖子氏コメント》
非常にエレガントな仕上がり。
カシス、フランボワーズ、すみれ等 、ヌーボーらしい香りが特長。
今年はフローラルの香りがその上にのっており、上品なワインに。
口に含むと様々な要素を感じられる、密度の高い味わい。
おすすめ料理はアジアンな料理、クロックムッシュー、ハンバーグ。
▼ 「みんなのワイン」もテイスティングしました!
ラブレ・ロワ社 2021年ボージョレ・ヌーボー商品
ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー 2021 (ヴィーガン対応、HVE認証、ハーフサイズあり)
ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー ロゼ フリーラン 2021 (ヴィーガン対応)
ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー 酸化防止剤無添加 2021 (ヴィーガン対応)
ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー リッチ・プレス 2021 (ヴィーガン対応)
ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー「100年の葡萄の樹」by シャトー・ド・セルシー 2021
ラブレ・ロワ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーボー by ジャン・イーヴ・ブリア 2021
ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー・ヴィエイユ・ヴィーニュ by シャトー・ド・セルシー アンヌ・ピカール 2021
ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボーBIO by ファビアン・ロマニー 2021
ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーボー by ラブレ・ロワ&久野靖子 2021
マコン・ヴィラージュ・ヌーボー by ラブレ・ロワ&久野靖子 2021
ラブレ・ロワ グランド・レゼルヴ スパークリング ロゼ 2021
ラブレ・ロワ ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーボー・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2021 (飲食店専用)
ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー 10L木樽 2021
ラブレ・ロワ社ボージョレ・ヌーボー2021商品を注文する >>
2021/07/07 サッポロホールディングス株式会社 プレスリリースより引用。
ラブレ・ロワ ボージョレ・ヌーボー 2021 10L木樽 [赤ワイン ライトボディ フランス 10000ml]
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