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オーストラリアワイン、アジア向け輸出が好調
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オーストラリアのアジア向けワイン輸出量が伸びている。
オーストラリア ぶどうとワイン局によると、2015年9月までの1年間の輸出量は6億4,400万オーストラリアドル(約564億円)と前年から31%増加している。
地域別のランキングでも、北米を抜いてトップになった。
オーストラリアが相次いで韓国や日本、中国のアジア各国と結んだ自由貿易協定(FTA)が推進役となっている。
2015年1月に協定が発効した日本への輸出額も9%増えた。
中国も年内に発行の見通しで、最高20%の関税が4年で撤廃される見通しだ。
2015/10/28 日本経済新聞より引用。
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日本でも、オーストラリア産ワインはリーズナブルさもあって人気ですよね。
以前の記事「ジェイコブス・クリーク、中国市場の開拓に注力」でも取り上げた通り、オーストラリアワイナリーもアジア市場への参入に積極的です。
それにしても前年度比31%増というのはすごい数字です。
グラフで見ると、中国向けの輸出量とアジア全体の輸出量が綺麗に比例して右肩上がりになっていて(中国向けだけが増加している訳でもアジア向け全体だけが増加している訳でもない)、中国が牽引しつつアジア全体での流通が増加しているという印象を受けます。
日本市場では、ワイン消費量自体も増加傾向が続いていますし、これからもオーストラリアではアジア向け輸出量は増加が続きそうですね。