ワインNEWS
ワインの飲み頃温度をスマホでチェック
[公開日]
[最終更新日]
INNOVA GLOBAL(東京都港区)(以下、イノーヴァグローバル)は、ワインの最適温度を検知しスマートフォン(スマホ)に伝えるセンサーの発売を発表した。
クリップ状の形状で、ワインボトルに取り付けて使用する。
センサーにより検知したワインの温度は、無線通信規格のブルートゥースでスマホに送信され、スマホ側にインストールされた専用アプリで画面表示される仕組み。
ワインは種類によって飲み頃の温度が異なり、赤ワインでは摂氏15~20℃程度、白ワインは摂氏6~12℃程度が好ましいとされるが、保管用セラーから取り出した後の飲み頃を適切に見極めるには知識と経験が必要だった。
しかしこの製品では、アプリで赤や白などワインの種類を設定しておくと、飲み頃より高温か低温かを色で示して保管する温度の調整を促してくれる。
ワインの銘柄から種類を検索できる機能も追加される予定だ。
商品化は、英国でデジタル機器開発を手がけるターゲット・ホールディングス社が「ケルビン」ブランドで欧米にて展開。
価格は5,000円前後を予定しており、発売から3年間で10万個の販売を目指す。
イノーヴァグローバルはスマホ周辺機器の輸入販売を手がけており、近年ではスマホと連携してドライバーのアルコール濃度を検知するセンサーを発売するなど、IoT関連製品に力を入れている。
2015/12/15 日経産業新聞より引用。
[関連記事]
IoTで自家製ワインを手軽に造れちゃう!?
超音波でワインの熟成促進!『ソニック・デキャンタ』
記事内の商品またはサービスに関する価格や消費税表記は記事公開当時のものです。
現在の価格と異なる、もしくは取り扱いが終了している可能性がありますのでご注意ください。
ワインの温度管理に関しては、すでにこういう製品もあるんですねー。
ワインの飲み頃温度を簡単にチェック ワイン温度計 ボトル サーモ ベルト ワインサーモメーター LY200
SALUS ワインサーモ
上記はボトルに装着して温度表示させるタイプですね。
今回の製品はさらにスマホと連動してくれてアプリで管理できるようになっているので、便利度と発展性が高そう。
ワイン関連のIoT製品というと、以前「IoTで自家製ワインを手軽に造れちゃう!?」という記事で取り上げさせていただいた「アルケマ」を思い出します。
ワイン造りも飲み頃も、ネットワークで管理する時代ということでしょうか。
やばい、未来きてる。