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味覚を地図で可視化するワイン体験!『TasteMap』が切り拓く新しい嗜好理解
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ワインの「好き」を座標で表す『TasteMap』とは
株式会社TasteDatabankは、ワインの味覚嗜好を二次元の座標空間として可視化するアプリケーション「TasteMap」を開発しました。
本アプリは、約8,000本・530項目に及ぶワインの色彩・風味データと、信州大学田原研究室の味覚センシング技術を組み合わせ、多変量解析によって個人の味覚嗜好を“位置情報”として表現する新しい試みです。
研究参加型プロジェクトとしてMakuakeで先行公開
TasteMapは研究参加型プロジェクトとして、応援購入サービスMakuakeにて初期版を先行公開。
ユーザーが入力する味覚評価データは、味覚科学研究とアルゴリズム精度向上の両方に活用され、研究とサービスが循環的に進化していく仕組みが構築されています。
Makuake:https://www.makuake.com/project/taste-map/
味覚座標化を支える「基準ワイン」の存在
味の感じ方の個人差を補正するため、TasteMapでは「基準ワイン(Reference Wine)」を導入。
ユーザーはまずこの基準ワインを評価することで、酸味・甘味・ボディといった指標の初期値を取得し、その後のワイン評価をより高精度かつ一貫性のある形で座標化できるようになります。

味覚科学から社会実装を目指す『TasteMap』
本プロジェクトは、学術研究にとどまらず将来的には日本酒や食品分野への応用、小売や外食でのペアリング支援、嗜好データベースの構築など、多方面への展開を視野に入れています。
味覚を構造的に理解し共有するという発想は、ワイン選びの体験そのものを大きく変える可能性を秘めています。
2025/12/17 株式会社TasteDatabank プレスリリースより引用。

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やはり素晴らしい発明をする方は脳みその造りが違うんだなと常々思います。だって「ワインの美味しいを座標にしよう!」なんて発想ポンポコ思いつきますか?思いつかないですよ?!(とんでもなく褒めてます)
このアプリがあれば味の表現に自信がなくても、感覚的な評価が蓄積されていくことで自分の嗜好が自然と見えてくるのは大きなメリットですよね♪
研究参加型という点もかなりユニークで、ユーザー自身がワイン研究の一端を担っている実感を得られるのは新しい体験な気がします。
将来的にワイン選びやペアリングがより直感的になることを期待したい、そんな注目度の高い取り組みだと思います。