知ってる?ワイン話
~『神の雫』でワインを学ぶ~ 第11回「マリアージュ」
[公開日]
[最終更新日]
こんにちは、葡萄院冷庫です。
今回は、『神の雫』20話などにも登場する「マリアージュ」について学んでみたいと思います。
マリアージュって何?
「マリアージュ」と言えば、「料理とワインの相性」。
葡萄院冷庫もそうですが、ワイン初心者がまず最初に覚える言葉が
この「マリアージュ」ではないでしょうか?!
『神の雫』には「マリアージュ」についてこうあります。
『フランス料理における飲み物とは
料理の個性をさっぱりと打ち消すものではないんだ
むしろ高め合うためにある
少なくともワインはそうなんだ』
『フランス料理とワインの関係を”マリアージュ”
“結婚”と呼んでいた』
「肉には赤、魚には白」は間違い??
よく「肉料理には赤、魚料理には白」と聞きますが、
マリアージュはそんなに単純ではないようです。
『神の雫』にはこんな記載がありますね。
『白ワインの絹糸のように繊細な香りや
きめ細やかなミネラル それに爽やかな酸味や果実味は
どう考えてもこってりしたウニのムースとは相性が悪い』
じゃあどうすればマリアージュになる?
『基本的には味とか香りの近いものを合わせるのが”マリアージュ”』
つまり、似たもの同士を合わせてみるということ。
味、香りの近いものの他、
同じ産地のものを合わせてマリアージュの関係になるものもあります。
たとえば、和食には日本産ワインのほうが合う場合が多いです。
また、甘い貴腐ワインはデザートと合わせてみるとしっくりくる場合があります。
ただ、シャブリと牡蠣の関係など、土壌によるマリアージュも。。。
『シャブリ村は大昔海だった場所で
地面を掘り返すとこの牡蠣の貝殻が無数に出てくるの
そういう土から栄養をもらっている葡萄でシャブリは造られているってわけ』
マリアージュって実に奥が深い!!
意外なものがワインと合う可能性もあります。
あまり難しく考えず、はじめは色々試してみるのが一番良いかもしれません。
ただ、「似たもの同士を組み合わせる」ことを頭に入れてワインを選ぶと、
選びやすくなるかもしれませんね!
シャブリ4本セット 白ワイン 辛口 飲み比べセット(Amazon出荷)
記事内の商品またはサービスに関する価格や消費税表記は記事公開当時のものです。
現在の価格と異なる、もしくは取り扱いが終了している可能性がありますのでご注意ください。