初心者でも3分でわかる!ワイン用語集
マリアージュ
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ワインと料理の美味しい組み合わせ
お食事と一緒に味わうことの多いワインは、ワイン単体の味わいだけでなく、メニューとの組み合わせも重要なポイントです。
「マリアージュ」とは、フランス語で「結婚」を意味する言葉。
料理とワインの関係を結婚になぞらえて、互いの持つ美味しさを引き立てあう様を表現した言葉です。
料理のマイナスポイントをワインが美味しく補ったり、同時に味わうことで新しい美味しさが生まれたりなど、組み合わせることで現れる相性をマリアージュと呼びます。
【初心者でもすぐわかる】幸せな結婚をしたかのようにワインと料理がぴったりマッチングするさま
ワインを楽しむ上で、お料理との組み合わせはとっても大きなポイントです。
お料理とワインを一緒に味わうことで、互いの味わいを引き立てたり、逆に反発してしまうといった現象が発生します。
ワインとお料理の組み合わせを「ペアリング」、そのペアリングから生まれるものが「マリアージュ」と呼ばれます。
フランス語で結婚を意味するマリアージュですが、組み合わせから生まれるのはプラスのものばかりではなく、時としてマイナスになってしまうこともあります。
例えば、生魚の持つ生臭さをワインが強めてしまったり、ワインの繊細な芳香を料理が打ち消してしまったりといった残念な”結婚”が生じてしまうことも。
一方、和菓子とシャンパーニュといった意外なペアリングが幸せな”結婚”になることもあります。
ワインとお料理の良いマリアージュを引き出すには、互いの「色」「重さ」「風味」を合わせる、というセオリーがあります。
赤いワインと赤身肉、軽やかな白ワインとあっさりした魚介料理、柑橘の香りと酸味のあるワインにオレンジソースの料理など、共通するポイントのあるペアリングは美味しさを引き立てあうことが多いと言われています。
そのほかにも、ワインの生産地とその土地の郷土料理といった組み合わせも、素晴らしいマリアージュになることが期待できます。
例えば、アルザス地方のワインとシュークルートといったペアリングなどは、同じ土地によるマリアージュが期待できるでしょう。
また、「みんなのワイン」のスペシャルワインコラム「もう迷わない!プロが実践するワイン選びのコツ」では、「色」「重さ」のほかに、「甘さ」も注目することを提案しています。
お料理の甘みとワインの甘みを合わせることで、ワインの風味をより引き立たせることができるのです。
日本の家庭料理とワインのマリアージュを楽しむコツとして、ぜひご参考にしてみてくださいね!
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