おでかけワイン
【銀座】マデイラワインの美味しさに目覚める!ポルトガル料理のダイニングバー『ヴィラモウラ』
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【銀座】マデイラワインの美味しさに目覚める!ポルトガル料理のダイニングバー『ヴィラモウラ』
ポルトガルの家庭的な料理とポルトガルワインを楽しめる『VILAMOURA(ヴィラモウラ)』
ポルトガル……と聞くと、「かすていら」「金平糖」などのお菓子や織田信長やフランシスコ・ザビエルが脳裏をハイスピードで駆け抜けていく葡萄院駄目代です。
しかし、ポルトガル産のものを日常で目にすることって意外と少ないですよね。
むしろ、日本からものすごく遠いはずのブラジルの方が、料理や行事など何かと目にすることが多いかもしれません。
歴史で習って身近に感じる面はあれど、日常ではあまり馴染みのない不思議な国、ポルトガル。
今回は、そんなポルトガルのワインと料理を銀座で楽しんで参りました!
連れて行ってくださったのは、「みんなのワイン」に何度もご登場いただいている田村先生。
銀座でワインを楽しむのは怖くない!と教えていただいた前回に引き続き、今回も銀座でワインを勉強させていただきました。
田村尚子先生(雅号 北東尚呼)は、「【東京駅】夏バテには中国料理!四川豆花飯荘」「【銀座】サルデーニャ料理「La Baia」魚介とイタリアワインで幸せなひととき♪」「【銀座】500種以上がずらり!気軽で美味しいワインビストロ『銀座でワイン。』」などなど、いつも駄目代にワインの上質な楽しみ方を勉強させてくださるワインの師のお一人です。
■ 木目金・彫金・伝統技術の銀座尚呼(メタルハーツ)
http://metalhearts.net/
田村先生の作品は「日本の伝統技術 座 ( https://za-japan.com )」でもご覧いただけます。
先生のサポートのもとに自分たちで作る結婚指輪など、体験とセットになっている作品もオススメですよ!
異国情緒あふれつつも家庭的な雰囲気の店内
『ヴィラモウラ』銀座本店は、ビルの地下に位置する隠れ家的なお店。
褪めたブルーがなんとも味のあるどっしりとした木の扉をくぐると、異国情緒あふれるインテリアが目に入ります。
暗めの照明に浮かび上がる石肌の壁がエキゾチック……しかし、銀座という土地柄を忘れる家庭的な雰囲気もあり、どこかほっとします。
なんだか、ポルトガルにぐっと親しみが湧いてきました!
海の恵みをたっぷり楽しめるポルトガル料理
海鮮が多く用いられたお料理は、日本人にも親しみやすいメニュー多し。
お店の名前である「VILAMOURA」は、ポルトガル南部の海岸線に面したリゾート地の名前だそうで、お店の名物料理もヴィラモウラの近隣であるアルガルヴェ地方で愛されている「カタプラーナ鍋」。
海鮮たっぷりのカタプラーナ鍋をメインに、家庭的なポルトガル料理をワインと一緒に注文してみました。
まずは前菜、ということで生ハムとサラミ。
削る前の生ハムを見せていただきました!
ペロペロキャンディみたいに巻かれた長~いソーセージ。
キッチンハサミで切っていただきます♪
「本日のアヒージョ」はエビとマッシュルーム。
オイルにパンをつけて無限に食べていられるやばい料理ですね。
イワシのオーブン焼きはポルトガルの首都リスボンのポピュラーなお料理。
シンプルかつしみじみと美味しい、家庭的な味わいです。
ちなみにポルトガルではグリルしたイワシをパンにはさんでいただいたりもするそうです。
焼きたてのイワシとふわふわのパンの組み合わせ、きっと美味しいだろうな~。
お料理とワインに舌鼓を打っていたら、何やら球体がやってきました……。
これは一体……?
パカッ
!
これが……カタプラーナ鍋!
見た目からして美味しそう。豪華。
約束された美味しさと言わんばかり。
鍋というものの、蒸し料理に近いです。
海鮮の滋味がしっかりときいた、優しさも感じられる味わいです。
エビや貝などの具材が美味しいのはもちろんなのですが、真骨頂はそれらから抽出されたスープ。
このスープは、リゾットで美味しくいただいちゃいます……!
毎日これ食べたい!ってくらい美味しいです。
美味しいスープと米は、舌も胃も満たされて幸せ絶頂の組み合わせですね……。
本格的なポルトガル料理を味わえるだけでなく、どのお料理もとっても美味しくて、人に教えたくなるお店です。
ポルトガルの民謡「ファド」のライヴが開催される日もあるそうですので、ポルトガルを更に満喫したい方は要チェックです♪
100種類以上のポルトガルワインも魅力!マデイラワインは超オススメ!
『ヴィラモウラ』では、ポルトガルワインも100種類以上揃えられており、いろいろな地方のワインを楽しむことができます。
中でも、深みのある甘口がたまらないマデイラ・ワインは超オススメ!
今回注文したワインを一気にご紹介しちゃいます!
ヴァスコ・ダ・ガマ・ダン・レゼルバ・2013
華やかな香りとフルーティでコクとまろやかさのある成熟感のある味わいです。
重すぎず、飲みやすい印象の赤ワイン。
エト・カルタ・ブランコ・2016
柑橘類の香りとさっぱりした味わいでスッキリ楽しめる辛口白ワイン。
「かるた」はカードゲームを指すポルトガル語でもありますが、このワインでは「ラベル」を指す意味で使われている模様。
日本人デザイナーがデザインしたラベルには可愛い干支の動物たちが描かれており、ボトルだけ見ると国産ワインかな?と思う親しみやすいテイスト。
ワイン自体は、ポルトガルのワイナリーが手がけた正真正銘のポルトガルワインです。
カザル・ドス・ジョルドス ファイン・トゥニー・ポート
酒精強化ワインのひとつ、ポートワイン。
発酵中のワインに葡萄から精製されるスピリッツを混ぜることで独特の甘味が加わるのが大きな特徴です。
「トゥニー(タウニー)・ポート」とは、赤ワインに該当するルビー・ポートと少々異なり、白ワインを混ぜたりヴィンテージ違いのワインを混合するなどして造られるもの。
シナモンやドライフルーツを思わせる香りとエレガントな甘味が豊かに感じられます。
しっとりとした濃さと深みがあり、上品なデザートのような味わいです。
フォンセカ・ポート・レイト・ボトルド・ヴィンテージ・2009
ドライフルーツを思わせる香りが強く感じられます。
口に含むと、滑らかでスムースな口当たりの後に、甘く深みのある味わいが広がります。
後味もとってもエレガント。
「レイト・ボトルド・ヴィンテージ」とは、ポートワインの中でも赤ワインに該当するルビー・ポートの中でもスペシャルなワインが冠する名前。
樽を用いて熟成を行うことで短い期間で飲み頃を迎えるため、ヴィンテージのポートワインと比較して安価に流通しているのも特徴の一つです。
フォンセカ・ホワイト・ポート
ポートワインの中でも白ワインに該当するホワイト・ポートのワインです。
白桃やメロンを思わせる瑞々しく甘い果実の香り、なめらかな口当たりにナチュラルな甘味、長く続く余韻も心地よい味わいです。
フォンセカ・ルビー・ポート
完熟感のあるカシスなど黒系果実の香りが感じられます。
まろやかでコクのある味わいながらフレッシュさも感じられる、パワフルな印象です。
ブランディーズ・マデイラ・ヴェルデーリョ・5年
濃厚な味わいを予感する、深みのあるイエローを湛えたマデイラワイン。
ポートワインと同じく、マデイラワインも酒精強化ワインのひとつです。
ドライフルーツやスパイスを思わせる、複雑味のある香りが感じられます。
口に含むと、蜂蜜の風味を伴ったオレンジの香りとともにリッチな味わいが広がります。
ヴィラモウラ 店舗概要
ポルトガル料理 ヴィラモウラ(VILAMOURA) 銀座本店
東京都中央区銀座6-2-3 ダイワ銀座アネックスB1
[営業時間]
月~金
ランチ 11:30 ~ 15:00
(L.O. 14:00)
土・日・祝
11:30 ~ 22:30
(L.O. 21:00)
ディナー 17:00 ~ 23:30
(L.O. 22:00、ドリンクL.O. 22:30)
[定休日] 不定休日あり(年末年始休業)
[TEL] 03-5537-3513
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