ワインNEWS
世界最古のシャンパーニュメゾン「ルイナール」がサステイナブルパッケージ『セカンドスキン』を発表
[公開日]
「ルイナール」が環境問題を配慮したプラスチック不使用&100%リサイクル可能なサステイナブルパッケージ『セカンドスキン』発表
創造性と革新性を追求する世界最古のシャンパーニュメゾン「ルイナール」が、新しいサステイナブルパッケージ『セカンドスキン』を発表しました。
2020年2月10日(月)~12日(水)に行われたVINEXPOパリ展示会(世界最大のワイン、スピリッツ国際博覧会)にて初めて公開された、2年以上の歳月をかけて造り上げられたプラスチック不使用&100%リサイクル可能なパッケージです。
既存のギフトボックスより9倍軽く、二酸化炭素排出量を60%削減することにも成功しており、「ルイナール」の環境問題への取り組みの現れとなる新製品です。
ルイナール ブラン・ド・ブラン、ルイナール ロゼ専用となる『セカンドスキン』は、2020年冬より西ヨーロッパで徐々に展開。
日本では、2021年春より展開が予定されています。
サスティナビリティとこだわりのデザインが造り上げた高級感あふれる『セカンドスキン』
この『セカンドスキン』は、持続可能な管理がされているヨーロッパの森林を供給源とし、天然木質繊維から丹念に作られた紙による、100%リサイクル可能なパッケージです。
プラスチック完全不使用のため、既存のギフトボックスより9倍軽く、二酸化炭素排出量を60%削減することに成功しました。
『セカンドスキン』は、ワインの木からテイスティングに至るまで、パッケージ、提供用ツール、ビジビリティなど、シャンパーニュを丹念に造り上げるすべての段階で環境を考慮するメゾンであるルイナールにとっても新たな一歩とも言えます。
さらに、『セカンドスキン』は、環境配慮にとどまらず、ルイナールならではのこだわりにあふれたデザインとなっている点も注目したいポイント。
深くかつ繊細なエンボス加工を施すことで完成した高級感のあるテクスチャーのディテールは、ルイナールのシャンパーニュ セラー「クレイエル」の白亜の空間を彷彿とさせます。
ルイナール ブラン・ド・ブラン、ルイナール ロゼのボトルにぴったりと沿った『セカンドスキン』が一体成形で生成できるようになるまでには、2年以上をかけて7回の試作を繰り返し、さまざまな製紙技巧の積み重ねが必要だったそうです。
パッケージに鋭利さが全くなく柔らかな仕上げとなっているのは、精密な高圧ウォータージェットでボトルの輪郭をカットするという、ルイナール専用に特別開発された加工技術により実現されました。
エンボス加工の質感と一体成形による高級感、柔らかな丸みが生み出す独特の上品さは、目に美しいだけではなく、その象徴的な曲線にぴったりと沿いつつボトルを守り、完全な状態で保存することが可能となっています。
このセカンドスキンケースは、メゾン ルイナールがシャンパーニュ界における先駆者としての役割、そして社会や環境に対する責任を果たすという強い意志を裏付けるものです。この画期的なプロジェクトは、ブドウの木の手入れから消費者体験まで、製品開発やマーケティングのすべての段階において、より持続可能なパッケージ開発に向けてメゾンが強固に取り組んでいることを体現するものです。
メゾン ルイナール社長 フレデリック デュフォー氏コメント
ルイナールの新パッケージ『セカンドスキン』について
仕様
・100%サステイナブルデザイン
・100%持続可能な管理がされているヨーロッパの森林を供給源とする紙を使用
・100%リサイクル可能・プラスチックゼロ
・ルイナール専用に特別開発された加工技術で実現した、ボトルの象徴的な曲線に沿ったパッケージ
・ケースに直接はめ込まれたスナップボタンで開閉
特徴
・研究開発に2年
・7点試作後に完成
・前世代のボックスと比較して9倍軽量
・梱包における二酸化炭素の排出量を60%削減
※フランス環境エネルギー管理庁(ADEME)およびエネルギー効率局(BEE、パッケージの環境アセスメント)の方法論に基づく
2020/03/16 MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社 プレスリリースより引用。
記事内の商品またはサービスに関する価格や消費税表記は記事公開当時のものです。
現在の価格と異なる、もしくは取り扱いが終了している可能性がありますのでご注意ください。