知ってる?ワイン話
~『神の雫』でワインを学ぶ~ 第7回「テロワール」
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こんにちは、葡萄院冷庫です。
『神の雫』8話にでてくる「テロワール」。
『神の雫』の中では、「テロワール」について『畑の環境や性質』と表現しています。
ただ、漫画を読んだだけではイマイチすっきり理解できなかったので、
今回は「テロワール」について、さらに掘り下げて学んでみたいと思います。
Wikipediaによると・・・・
テロワール(Terroir)とは、「土地」を意味するフランス語terreから派生した言葉である。もともとはワイン、コーヒー、茶などの品種における、生育地の地理、地勢、気候による特徴をさすフランス語である。 同じ地域の農地は土壌、気候、地形、農業技術が共通するため、作物にその土地特有の性格を与える。日本語では「テロワール」と片仮名転写してそのまま用いられているが、その作物における「生育環境」とでもいうことができる。英語では、フランス語起源の外来語であるためしばしばイタリック体で書かれる。
(Wikipediaより引用)
「テロワール」は「葡萄造りの環境」
「テロワール」は、日本語ではぴったり当てはまる言葉が無いんだそうです。
日本語で一番近い言葉が「場所」「気候」「土壌」。
つまり、葡萄造りの環境のことを言うんですね。
「風土」や「その土地らしさ」などとも言い換えることができるかもしれません。
同じ葡萄であっても、生育環境が異なれば全く違うワインになるということですね。
奥が深い「テロワール」
「テロワール」を単に「葡萄造りの環境」と言い換えることができれば、簡単ですよね。
でも、ワインは「環境」と「人の力」によって出来ます。
ここがちょっと難しいところ。
2人の生産者が同じ畑でワインを造っていたとします。
同じ畑であっても、醸造方法が違えば、味は変わってきますよね。
この場合、2人の生産者のワインに共通する部分を「テロワール」と表現するそうです。
多くのワインを飲むと「テロワール」が見えてくると言います。
「テロワール」の違いがわかるようになりたいですね!
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